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各国の大会出場枠について

 世界選手権及びオリンピックの出場枠は、前年の世界選手権での順位ポイントによって決定される(オリンピックの場合はその前年の世界選手権での成績で決まる)。
 また各国代表の出場枠は、最大3人(3組)までに限られている。
  ポイントは以下のように定められている。
・1位から15位までは、順位がそのままポイントになる。
・16~24位は16ポイントで計算する。
・25位以下(フリースケーティングに進出できなかった者)は18ポイントで計算する。

 このポイントを基に、各国のその年の出場枠の数により、以下に示す基準で次の年の出場枠を決定する。


2007年の世界選手権の日本代表選手の結果を例に説明する。

男子シングル
 高橋大輔が2位、織田信成が7位なので、ポイントは 2+7=9 となり、次の年の世界選手権の出場枠は3枠。なお、日本男子シングルで3枠を獲得したのは1982年大会以来26年ぶり。

女子シングル
 安藤美姫が1位、浅田真央が2位、中野友加里が5位である。成績上位2名のポイントをとるので 1+2=3 となり、次の年の世界選手権の出場枠は3枠。また、日本女子シングルは2003年大会から6年連続で3枠獲得を確保している。

アイスダンス
 渡辺心、木戸章之組は15位なので、次の年の世界選手権の出場枠は1枠。

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2007年06月11日 22:37に投稿されたエントリーのページです。

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